牛鍋食べくらべ比較・2019年12月版
もはや冬の牛丼チェーンの定番商品となりつつある牛鍋。
吉野家が「牛すき御膳」、すき家の「牛すき鍋定食」、松屋の「牛鍋膳」、あとそれよりも以前から冬に鍋定食を出しているやよい軒を加えて今年はどんな状況かと思い、それぞれを食べ比べてレポートしてみました。
2019年末冬の吉野家の「牛すき御膳」
牛すき御膳(吉野家ＨＰ)
※定食のご飯は無料で増量できます。※15：00～23：00はご飯のおかわりが無料です。（一部店舗除く）
価格：本体６４８円＋外税＝７１２円
７４８円(＋税)で陳健一監修の麻辣牛鍋膳があってこればこれで気になるところですが今回は比較という事でノーマルな牛すき御膳を食べることに。
今回注文で、実際に出てきた現物
実食レポート
値段が今回比較の４社の中では一番お手頃に安い価格となってます。
うどんと野菜と豆腐の上に牛丼の肉が乗っているという感じで簡易コンロに乗っている鍋と吉野家定番の浅漬けのお新香がついています。
野菜は長ネギが多めといおう印象で玉葱や人参白菜という構成、豆腐に関してはもう訳程度に一切れ。
割したがかなり甘めで醤油を追加しても良いのではと思わせる卵を使う事が前提の味付けになっているという印象。
お新香の塩気が無いとかなり口の中が甘い、その点ではこの組合せは良いのかも。
甘い味付けがメインというのはある意味正統派とも言えなくもない鍋でした。
そして食べた後にご飯お代わりサービスとかあるんだねという事に気が付いた。
店頭にわかるように出てないから知らないと損するかも・・・ただ今回ご飯並盛りで普通に卵も使い切ってるので食べ方は少し考えないといけないかもしれない。
2019年末冬のすき家の「牛すき鍋定食」
牛すき鍋定食(すき家ＨＰ)
価格：７８０円（税込）
吉野家とネタ被りなのかリサーチしあっているのかすき家も＋５０円で四川風牛すき定食をやっている。
こちらも四川風に惹かれるけど普通の方を食べることに
今回注文で実際に出てきた現物
実食レポート
うどん、と肉、野菜、豆腐、しらたきが詰められている鍋。
特長としては何故か卵が２個付いてくること。
そのかわりというのか他社の鍋のように香物が付いてこない。
肉は牛丼に使っているものと同じ肉、うどんも割合普通
卵が２個あるなら１個は普通に使ってもう１個は汁と混ぜてすき焼き味のＴＫＧなんてことも考えながら食べるが、結局ご飯がおかわり出来ないという部分で結局ＴＫＧにするのはかなりご飯を控えめに食べ進めるか単品で追加注文でもしないと困ることに。
ちなみに
素直に２個割って贅沢な使い方をするか、いっそ１個は鍋に投入して玉子綴じなんてのもありなのかもしれない。
ちなみにすき家でやっているsukipassの使用が可能なので、持っている人は７０円引きで食べられるので持っているなら実質吉野家さんよりも安く食べることが出来る。
2019年冬の松屋の「肉増し牛鍋膳」
牛鍋膳（松屋ＨＰ） ※ライス大盛無料
価格：７３０円（税込）※肉増しの価格。通常のサイズは５９０円
今回注文で実際に出てきた現物
実食レポート
券売機の購入段階で、卵は温玉か生卵かを選べ、生野菜のセット等の選択ができる。が、そのメニューがわかりにくい。
通常のものは他と比較してぐっと安いことは理解してるので、今回は他の商品と値段を揃えるために肉増しの牛鍋で選択。
それでも７３０円は牛鍋として捉えるなら他と比べ安い。
簡易燃料コンロだが、今回たまたまなのかは不明だが数分で火は消えた、まだ食べてる最中なので早かった。
具は牛丼ベースそのままの肉と玉葱、あと豆腐と薬味程度に葱。
玉葱も実質的に牛丼のそれなので、牛丼に豆腐入れたと言うのが正しい認識。豆腐は他と比べるとやや大きめで焼いてるとかはしてない。
味そのものは牛丼に少し甘めの割り下を入れた状態。
他店と比較して肉以外の野菜の具がないので、その分かなり肉々しい鍋となっている。
卵以外には松屋と言えば付いてくる味噌汁。
まあ肉特化という点で偽りなしではあるけど、他社と比べると牛鍋というよりはかなり牛丼アレンジというイメージに近く、当初出回ったの牛鍋を意識させる。
こうなるといっそ卵を鍋に入れて卵綴じにするくらいやってもいいのかもと思い、やってみたら中々だった。
これをご飯に乗せるとセルフ卵綴じつゆだく牛丼に変貌する
最近プレミアム化が進んでいるのだかいっそ牛鍋も牛焼肉定食に使ってる肉を軽く焼いてそれでプレミアム牛鍋にするとかやればいいのにとかはちょっと考えてしまった。
2019年冬のやよい軒の「すき焼き定食」
すき焼き定食(やよい軒ＨＰ) ※牛肉1.5倍に増量キャンペーン実施中！※2020年1月13日まで
価格：８９０円（税込）
毎年定番化しているやよい軒の鍋メニュー。毎年三つ出て来てその一つがすき焼き定食。
辛いもの系の鍋としてこちらも毎年定番になりつつあるチゲ定食があるが、今回は比較のためなのですき焼き定食を食べることに
今回注文で実際に出てきた現物
実食レポート
やよい軒では毎年恒例的に冬の定番鍋の一つとしてでているすき焼き定食。
具はうどん、肉と野菜と豆腐にしらたき。
牛丼チェーンではないので牛丼としては使用していない肉という点では強みでもあり弱みでもありという感じだけど、味という意味では良いのかも。
簡易コンロはなくそのまま出てくるので肉とかが煮えすぎない反面、ゆっくり食べると最後の方がやはり冷めてくる。
そして今は肉１．５倍キャンペーンが効いているのか肉はやや多めという印象を受けるのは大きい。
みそ汁と備え付けの独特な漬物があるので口直しも良い。
不満点は価格が他のチェーンより多少高いのは定食屋という立ち位置的に仕方がないが、やよい軒の他の鍋には付いてくる副菜がすき焼き定食だと付いてない、何か一品あるとかなり印象が変わるのに。
その為にちょっとだけやよい軒の売りであるご飯お代わりの自由のメリットが多少薄れている感じがするかも。
あと一昨年辺りまでやっていた「鍋を食べたら一枚もらえて集めると一杯無料券」をやらなくなったのはちょっと寂しいかもしれない。
比較（２０１９年１２月時点）
| 吉野家 | すき家 | 松屋 | やよい軒 | |
| 値段(税込) | 721円 | 780円 | 730円(通常590円) | 890円 |
| 肉質 | 牛丼 | 牛丼 | 牛丼 | 専用 |
| 肉の量 | 普通 | 普通 | かなり多い(肉増し1.5倍) | 多め(1.5倍セール中) |
| コンロ | 〇 | 〇 | 〇 | なし |
| 味付け | やや甘め | 普通 | やや甘め | 普通 |
| ご飯 | 大盛可能 | 特になし | 大盛可能 | お代わりOK(セルフ) |
| たまご | １個(足りない) | ２個(余る) | １個(足りる) | １個(足りた) |
以前からの定番もあったり今年から始めたりと、どこの店舗も辛い物の鍋を出してるのが今年の特長ともいえる今年の鍋戦争。
こっちの比較だとどこがトップかなぁ・・・
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