ケンタッキーフライドチキンアプリを検証してみる

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ケンタッキーフライドチキンのアプリはどんなものか

マクドナルドに続いて第二弾はケンタッキーのアプリとなっております。
こちらも気になる部分やアプリがお得で便利なのか、そこに踏み込んだレポートをしてみようと思います。

ケンタッキーのアプリのインストール

https://www.kfc.co.jp/app/

インストールはこちらのサイト(KFC公式)からどうぞ

ケンタッキーアプリの解説

ケンタッキーフライドチキンアプリ(以降、KFCアプリ)は
マクドナルドのアプリは大きく３つの構成で出来ています。

・ホーム

・メニュー

・クーポン

・会員証

更にホームのところに新製品情報やセール、店舗検索、ネットオーダー、リクルート(アルバイト採用)等が入っている構成となってます。

モバイルアプリクーポンの割引感、お得度

モバイルアプリ連動面は弱め

他社のファストフードのようにメインメニュー下段の欄にオーダー注文が無いことからもわかるようにKFCアプリのモバイルオーダーとしての部分は、結構弱いという印象があります。
アプリからの購入に関して、ネットオーダーでのwebブラウザ切り替えによるネット注文になり、アプリとは厳密には連動していないので機能としてはまだまだ不満点が多い作りとなっています。
元々KFCアプリとは関係なくネットオーダーの導入自体は早く実施されていたということもあって、KFCのネットオーダーはその場で寄って買っていくというスタイルではなく前日までの事前予約という側面が強いもので、クリスマス時期での事前予約購入とかで使っていたという人も多いでしょう。
その反面そのシステムに引っ張られる形でKFCアプリ導入後もまだネットオーダーはこちらに引っ張られているという状態になっています。
特に購入可能時間の制限があって、ネットオーダーだと即時注文できずに、翌日の予約注文になるというシステムは使いやすいとは言えません。

会員証アプリは割とお得だが

安くお得にとなるとモバイルの会員制度になります。KCFアプリの会員証制度はマイレージ方式が導入されてます。

会員証とチキンマイレージ

来店100P

購入250円で100P(キャンペーン中は倍)

カード連携,カーネルクラブ+20P

来店時と購入時にはマイルが付き、これが一定ポイント貯まることでステージが上がるというシステムとなっています。
来店ポイントがあるので細かく足繁く通ってテイクアウト等をすると比較的早く貯まる感じになります。
そしてブロンズ→シルバー→ゴールド→プラチナと段階的に上がって行くことでランクでクーポンが開放され、利用できるクーポンが増えていくという仕組みです。

また従来のKFCカードとの連動も行うことができます。
マイル会員によるセットは基本的に会員ランク内なら恒常的に使えて何度でも選択できるメニューとなってます。
クーポンの内容自体は比較的やはりテイクアウト前提の無難なメニューが多目となっている傾向で、例えば他の同様のメニューと比較してドリンクが付くセットが少なめという印象を受けますが、無難なだけあってそのラインナップ自体は悪くないです。
セットの割引率はおおよそ、ドリンクの付かないセットの割引率は20％引きくらいが標準となっているので、ドリンクの原価率が低いことを踏まえるとドリンク無しのセットで20％割引きは比較的とお得な数字ともいえます。
そして、テイクアウトではないマクドナルド等と同じような他のファストフードセット(バーガー＋ポテト＋ドリンク)のようなものに該当するようなのはクーポンには少な目で、こちらはクーポンを使用するより店頭にあるセットを頼む方が良いとなっています。通常セットで例えばフィレサンド＋ポテト(S)＋ドリンク(M)が全日700円、16時までのランチのセット価格なら600円になっているので、クーポン使用するよりもこちらを選択した方がお得になります。
また、一応クーポンでドリンクSサイズは100円があるのでドリンクSサイズでもいいというなら選択肢はそこそこ増えます。

またクラスアップの追加セットはブロンズ辺りでは恩恵はそれ程でもないですが、シルバー辺りからはメリットが高いものも出て来ます。
おススメはシルバーのナゲット半額がお手軽で使いやすいですが。

PONTAがメリットであってデメリットでもある状態

会員証とPONTA連動により購入時200円毎に1Pつきます。
PONTAは連動させることで会員証をスキャンさせるだけでPONTAを出さなくても購入時に自動的にPONTA加算される仕組みになっていて便利です。
また、KFC自体はPONTAポイントと連動したキャンペーンも良くやっているので、意外にPONTAポイントの恩恵は割と良くあるので、PONTAのポイントは思っているよりは貯まりやすく、ポイント連動しているなら会員証を提示するだけでPONTAポイントも入るというのは便利。
そして大きいのはPONTAポイントでのKFC商品購入が可能という点、決済システムは各社ファストフードはどこも導入していてそれぞれに連動するPOINTは付くけどそれを使えないというケースが多い中でこれは意外と大きいメリットとなります。
ただその一方でPONTAポイントはAU PAYと連動しているシステムで、AU PAY/KFCカード/現金以外の支払いをする場合はPONTAポイントが付かないという意外な弱点があることは注意点になります(マイルは付きます)。例えばPAYPAYを使って支払う際にはPONTAポイントは付かないということになります。
KFCアプリは過去にリニューアルしているのですがリニューアル前にはPONTAポイント専用メニューなんてのもあったくらいです。

総評

KFCのテイクアウト需要が高いこともあって、他のファストフードとは少し毛色が違う形で展開されていますので、主にテイクアウトで利用する客には利用価値が高いものとなります。
他のファストチェーンと同じような利用をする際には、クーポン自体には残念ながら魅力は薄くモバイルオーダーのような面で弱点こそありますが、店頭でのセット自体が比較的お得で、これを使う人がマイルとPONTAを貯めていくというスタイルにはとても適しているという形になります。
逆に弱い点としてクーポン使用のセットだと多くの場合ドリンクがＳサイズでしかつかない、もしくは追加+100円のＳサイズという感じに何を頼んでもＳサイズのドリンクにされるという選択肢になるところです。

個人的にはKFCのクーポンのセットドリンクと追加のクーポンをMで100円にするだけでも受けが良いんじゃないかななんて思ったりします。KFCのたまにやる全サイズ100円とのキャンペーンの受け具合を考えると特に・・・

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